部屋の掃除と性悪説

 
今しかない、と思って、
衣替えにあわせて古い服を捨てました。
その量、およそ衣装ケース1個半。
中学生の頃から着てた服とかもあって、
その頃から成長が止まったのがバレバレです。
 
おかげさまで、押入れの中がずいぶんすっきりしましたよ。
持て余してたスーツケースも、押入れの中に入っちゃいました。すげー!
 
私はもともと、きれいな部屋をきれいなまま保つのがとても苦手で、
掃除してもあっという間に魔窟にしてしまうんですが、
今日は、それが人間の本質を表してるなあ、と思いました。
 
 
きれいな部屋に、「今日だけ!」の気持ちで、服を脱ぎっぱなしにする。
次の日、その上にもう1着脱ぎっぱなして、
そのうち、「どうせもう散らかってるし」と、気づけばワゴンセールみたいになってる。
 
ちょっと汚すと、
そこはもう「汚していいゾーン」に変わってしまうの、意識してなくても。
 
これを人生に置き換えると。
例えば私の場合、今日だけ、の気持ちで授業をさぼる。
いつの間にか、その授業は「さぼっていい」授業になってる。
 
いやいや、私のさぼり癖を暴露したいわけではなくて、
万引きとか、クスリとか、犯罪系に例えることもできる。
 
じゃあ逆は?と考えたとき、これがなかなか、例が思いつかない。
一時の気持ちで善いことをして、それがいつの間にか当たり前になってる例…
 
悪いこととか、自分が楽なことは、簡単に続けられるけど、
善いことや、(ためになるとしても)自分に厳しいことは、
そうしようと頑張らないと続かないものなんかなあ。
どうやら私は、性悪説派のようです。
 
 
そんなことを思いながら、本日私は、
中学時代から貯めてきた悪癖を、心を鬼にして処分したのです。
 
ん、これはものを大切にしない「悪いこと」になるのか…?